Sight words(サイトワード)という言葉を聞いたことはありますか?
意外と知られていませんが、sight wordsは英語を学ぶ上で基礎となる学習です。
今回は、sight wordsについて解説していきます。
<こんな方におススメ>
・幼児~中学生
1. Sight Words(サイトワード)って何?
Sight Words(サイトワード)とは、Sight=見るという名の通り、見て認識する単語のことで、英語圏で学ぶ子供達も早い段階で学習します。
フォニックスの法則で読めない単語なので、別名Tricky Words(トリッキーワード)とも呼ばれています。
英語を学ぶ上で基礎的な単語が多くあり、英語圏の学校ではpreschoolに入ったくらいからsight wordsを学習します。
・Phonics(フォニックス):
アルファベットの並びを見て一定のルールのもとに発音をしていく
・Sight words(サイトワード):
フォニックスのルールでは読めない単語で、読み方を見て認識する単語
英語の文章の多くにはsight Words(サイトワード)が含まれており、これを丸ごと頭に入れます。
そして、フォニックス読みと混ぜ合わせることで、読み書きがスムーズになります。
2. Sight Wordsを勉強すると何がいいの?
siight Words(サイトワード)を学習すると、メリットがたくさんあります。
sight wordsは、幼児や小学校低学年の子どもたちにとって、phonicsのような音声の規則に頼らずに読む能力を養う助けになります。
また、実際にsight wordsを見るとよくわかると思いますが、単語は英語学習者ならすでにご存知のよく使われる単語ばかりです。
これらを早い段階から覚えることで、読むことに対しての自信を持つことができます。
3. Sight Wordsの種類
サイトワードは、DolchリストとFryリストが有名ですが、Fryリストの方が後から作られたため、Dolchワードよりも内容は最新です。
以下が2つのリストの特徴です。
<Dolchリスト>
・Dr.エドワード・ウィリアム・ドルチェが作成した、英語学習者が覚えておいたほうがいいサイトワードリスト。
・英語圏のキンダーガーデンから小学校2年生までの子供が学ぶ単語。
・非名刺220単語+名詞95単語がある。
<Fryリスト>
・Dr.エドワード・フライが作成した名詞を含めた1000単語のサイトワードリスト。
・Dolchリストの単語も含まれており、英語圏の9年生(中学3年生)までの子供が学ぶ単語。
・一度アップデートされており、Dolchワードよりも最新。
4. Sight Wordsの学習方法
Sight wordsを学ぶにはいくつかの方法があります。
単語カード購入
OTOママは、単語カードをインターネットで購入しました。
カードは本屋やメルカリ、オンラインなどにたくさん売っており、種類の多さに悩むことが多いと思います。
ちなみにOTOママは、単語と絵と例文が全部載っているカードを探し購入しました。
単語カードを使う時は、このような順番でやっています。
<我が家の単語カードの使い方>
我が家は下の子2人でカードを使用するのでゲーム形式でやっています。
1)単語部分のみを見せて「なんて読むかわかる人?」と聞く
2)答えたら、もう一度一緒に発音してみる
3)次に「この文章を読んでみて」と例文を言わせてみる
4)例文が言えなかったら、絵からヒントを一緒に考えてみる。
5)最後に一緒に例文を発音してみる
OTOママが購入したカードはレベル別に5段階に分かれて入っていました。
それをレベル別にはせず、「人称代名詞」「動詞」「be動詞」「形容詞」「接続詞」「数」などにカテゴリー分けすると、センテンスを作る時に役立ちます。
子供達と一緒に並べて読みます。
英語の文章の並びのルールも、なんとなく一緒に覚えることができるのでおススメです。
単語カード作成
sight wordsの単語カード、実はかなり高額です。
高額すぎて、OTOママはしばらくの間買うのをためらっていました。
OTOママは当時忙しく、自分で作る時間がなかったため、思い切って購入することにしました。
もし、お時間のある方なら、自分で単語カードを作成するというのも手です。
単語カード一覧はインターネットで調べるとたくさんでてきます。
また、無料で印刷用のsight wordsの単語をダウンロードできるサイトもあります。
その時に、例文に子供の名前を入れてあげたり、普段やっていることを例文にしてあげると、理解度がぐっと広まるかもしれませんね。
YouTubeやDVDなどの動画から学ぶ
動画は視覚的にsight wordsを覚えやすい方法です。
そこでおススメなのが、Peppa Pigシリーズ。
その中でもsight words に限定したものがあります。
英語を話す速度がゆっくりでとてもわかりやすく、ストーリーも子供達にわかりやすいです。
上の子が小さい時からpeppa pigが大好きで、我が家にはPeppa Pigのおもちゃがたくさん残っており、下の子がいまだに遊んでいます。
Peppa Pigが鳴く声が大好きでよく真似をしていました。
アプリをダウンロードしてみる
スマフォのアプリで”sight words”を検索すると、たくさん出てきます。
その中で評価が高くてできそうなレベルのものをチョイスしてやってみるというのも方法です。
アルファベットが書ける年齢なら書いて覚える
まずは目で見て言えるようにすることが大切ですが、実際に書いてみるとより頭に入りやすくなります。
毎日たくさんの単語を書くのは大変だと思います。
そして子供によって集中度は違うので、子供にあわせた量で進めていけたらいいかと思います。
5.PhonicsとSight wordsどちらから学んだらいい?
学ぶ順番は色々とありますが、この順番がスムーズに学べるかと思います。
①Alphabet(アルファベット)を学ぶ
②Phonicsで発音のルールを学ぶ
③Sight wordsを覚える
phonicsとsight wordsは並行して学んでもいいかもしれません。
これらをマスターすると、学童期の学習の読みができるようになると言われています。
まとめ: Sight Wordsは英語学習の基礎
今回は英語学習の基礎となるsight wordsについて解説しました。
単語数が多く、覚えるには時間がかかるので、無理なく毎日少しずつ取り組むことが大切です。
ゲーム形式にしてしまったり、生活の一部として取り入れれば楽しく学んでくれると思います。
短時間でも繰り返し学ぶことで、自然と覚えていくので焦らず続けてみましょう。