今回はみんなで遊べるhangman(ハングマン)について解説します。
ハングマンは、英語圏の学校ではよく行われる、英語の単語を学ぶ際に使われる楽しいゲームです。
最初にこのゲームを教えてくれたのは我が子でした。
アメリカにいた時に学校でやってきたようで、はまって家に帰ってからもやっていました。
簡単なようで当てるのが難しく、ドキドキハラハラするゲームです。
<こんな方におススメ>
・英語初心者から上級者
・子供から大人まで楽しめる
・兄弟やお友達、家族で遊べる
1.ハングマンとは
ハングマンとは、ある決められた単語の文字を一文字ずつ言っていき単語を予想するゲームです。
見た目はちょっと怖いです。
間違えると「絞首台の人間」が顔、胴体、手、足とひとつずつ描かれていき、人間が完成する前に単語を当てるゲームです。
最後に人間が完成してしまうとゲームオーバーになります。
私は絞首台の人間というだけでドキドキします。
そして、間違えるたびに顔、胴体とどんどん描かれていくため、さらにドキドキしてしまいます。
2.ゲームの遊び方
役割:
ホスト(問題を出す人)とプレイヤー(問題を解く人)にわかれます。
遊ぶ前の準備:
ホストは単語またはフレーズを決めます。
そして、絞首台と単語の中にあるレターの数だけアンダーバーを書いていきます。
※レターとはアルファベットの文字のことです。
例えば、単語をAPPLEとしたい場合は、_ _ _ _ _と5本(5レター分)分書きます。
遊び方:
プレイヤーはホストが選んだ単語に含まれていると思う文字を1つずつ予想します。
単語APPLEを問題にする場合、
プレーヤー:「A?」と予想したレター(アルファベット)を言う。
ホスト:APPLEの中にAがあるので、アンダーラインのAが入る部分にA _ _ _ _と描いていく。
プレーヤー:「B?」と次の予想したレター(アルファベット)を言う。
ホスト:APPLEの中にはBはないので、絞首台の人間の頭を描く。
プレーヤー:「P?」と次の予想したレターをいう。
ホスト:APPLEの中にPは2つ入っているので、A P P _ _と書く。
ここまでくるとAPPLEという単語を知っている人は予想できるようになってきます。
APPLEだとわかった場合⇒
プレーヤーは「L」「E」と答えていき、APPLEと単語になればプレーヤーの勝ち!
APPLEとわからず、違う単語を答えていった場合⇒
絞首台が顔→胴体→片手→もう片方の手→片足→もう片方の足と、ハングマンが完成してしまったら、ホストの勝ち!
間違えていい回数:人間から書くのをスタートした場合は6回、絞首台からスタートした場合は7回の間違いまで許され、それ以上間違えると「ゲームオーバー」となります。
ちなみにほとんどの単語は、母音の「a,e,i,u,o」が入っているので、そのいずれかを言うとどれかは当たっている場合が多いです。
ですが、例えば「cry」や「why」など母音が入っていない単語もあるので、そうなると予想がなかなか難しいです。
3.ハングマンのメリット
ハングマンは、英単語のスペルを確認しながらゲームを進めるため、単語の綴りを覚えやすくなります。
また、新しい単語を学ぶこともあるため、ボキャブラリーの増加につながります。
そして、綴りや文字の頻出パターンを考えながら、単語を推測する力が鍛えられます。
4.ハングマンのアプリ
アプリで「ハングマン」「hangman」と検索すると、たくさんのハングマンゲームを見つけることができます。
タブレットやスマートフォンで簡単に遊ぶことができ、学習ツールとしても人気です。
学習用のモードや対戦モードもあり、アプリによっては1人でも2人で遊ぶことも可能です。
そして初級者レベルから上級者レベルまで分かれているため、英語初心者だけでなく英語上級者も楽しむことができます。
例えば、Google Playのこちらのハングマンゲームは、5000万人以上がダウンロードしている人気のアプリです。
ほかにも色々とアプリがあるので、自分にあったものを探してみるといいかと思います。
まとめ:ハングマンは遊んで英単語を学べる楽しいゲーム
子供たちはゲームが大好きなので、遊びながら学べるハングマンはより単語を覚えるきっかけにつながります。
また、子供だけでなく、大人にとっても楽しむだけでなく、スペルの見直しや新しい単語の習得に役立ちます。
1人の時はアプリのハングマンを行うことで、単語力を増やすことができます。
また、家で家族で一緒にハングマンをしたり、大人数で集まった時でもハングマンやってみると盛り上がると思います。